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■ 平成最後の年のJ-POP
1990年代後半からCDショップの邦楽フロアに並ぶ作品のジャンルの名称にJ-POPが使われ始めたことで、なし崩し的に、海外と肩を並べているか否かに関わらず、ほとんどの日本製ポップスがJ-POPと呼ばれるようになってしまった。もちろん、それまでもそのように使われている例はテレビやラジオ番組ではいくつか見つかるのだが、この時期を境に、J-POPとはむしろ洋楽と並列に聴けない“日本人向けのドメスティックなポップス”へと意味が逆転してしまったように感じる。

しかしJ-POP誕生の頃に夢見られていた“世界と肩を並べた日本”の音楽という未来は決して暗くない。YouTubeの興隆や、SpotifyやApple Musicなどのストリーミングサービス全盛の時代になって、これまで物理的入手が難しかった日本のミュージシャンの音楽が気軽に海外で聴かれるようになった。Perfume、BABYMETAL、ONE OK ROCK、SEKAI NO OWARIといった現役ミュージシャンの海外での活躍はもちろん、過去の音楽についても、例えば竹内まりやの楽曲「PLASTIC LOVE」がYouTubeで2000万再生数を超えたとか、フィッシュマンズが海外音楽サイト「RATE YOUR MUSIC」で高評価を得ているとか、細野晴臣のアルバムが海外で一斉リイシューされるとか、そうした新旧合わせた“ディスカバージャパン”が海外で始まっているのだ。
1001:2016/01/01(木) 00:00:00