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BABYMETAL『Elevator Girl』 ディスクレビュー2本

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2019年内のアルバムリリース発表後では初となるBABYMETALの配信シングル。
Aメロでのドラムンベース&ジャズピアノの妖艶な響き、さらにサビでのオートチューン風ボーカルエフェクトという「非メタル」な要素を盛り込みながらも、それらすべてをトータル2分45秒のメタルポップスペクタクルに配置してみせる構築美――シリアスかつストイックな世界観を繰り広げてみせた昨年の2曲=“Distortion” “Starlight”とは一転、真剣勝負な遊び心に満ちた最新型ライブアンセムは、『BABYMETAL』『METAL RESISTANCE』に続く「3作目」の到来をより濃密に予感させるものだ。

曲自体はイントロから終盤に至るまでひたすら“疾走感”を貫いているかのような仕上がりで、近年、衣装やステージングに“ダークサイド”というテーマを掲げる、現在の彼女たちを思い浮かべると印象は真逆。
とはいえ、ポップなメロディでありながら〈火あぶり針地獄〉といった過激なフレーズや、地獄を意味する〈HELL〉などの言葉がちりばめられており、BABYMETALの持つ“変化球”的な振り幅が味わえる一曲となっている。
配信してまもなく「鬼リピート」や「絶賛リピート中」といったツイートも目立っていたが、実際に聴いてみると感じられるのはこの曲が噛めば噛むほど味わいがどんどん増すような、いわゆる“スルメ曲”であるということ。
イントロからの爽快感、キュートさに振り切ったSU-METALの歌声はほんの入り口に過ぎず、サビの終わりにあるMOAMETALも参加していると思われるユニゾンパート〈Going Up Going Down〉の箇所など、聴き込めば聴き込むほど注目するポイントも不思議と変化してくる。

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20件のコメント

5さんは、アレンジ云々じゃなくて長めバージョンって言ってるから、やっぱりイントロの長さの違いなのでは?
ライブ版の方が、「HEY,LADY」の入りまでが明らかに長いよね

5さんは、アレンジ云々じゃなくて長めバージョンって言ってるから、やっぱりイントロの長さの違いなのでは?
ライブ版の方が、「HEY,LADY」の入りまでが明らかに長いよね

あわだまもライブをこなす毎にアレンジが変わっていったからね
今後は配信版をベースにしていくんじゃないかな?

あわだまもライブをこなす毎にアレンジが変わっていったからね
今後は配信版をベースにしていくんじゃないかな?

>>6
5じゃないけど
ギターのアレンジが全然違ったよ。去年のアメリカツアーの時はただのポップスって感じだったけど今回の配信版はメタルっぽさが出てきた。個人的には配信版の方が全然いい。
多分去年は初演ということでアレンジがまだ煮詰まってなかったんだと思う。だから5の人が言うライブバージョンはもう演ることはないんじゃないかな。

>>6
5じゃないけど
ギターのアレンジが全然違ったよ。去年のアメリカツアーの時はただのポップスって感じだったけど今回の配信版はメタルっぽさが出てきた。個人的には配信版の方が全然いい。
多分去年は初演ということでアレンジがまだ煮詰まってなかったんだと思う。だから5の人が言うライブバージョンはもう演ることはないんじゃないかな。

>>5
ライブバージョンとの違いは何だろうか?
ライブの方がイントロがもう少し長かった?

>>5
ライブバージョンとの違いは何だろうか?
ライブの方がイントロがもう少し長かった?

ただ正直、ライブバージョン(長めバージョン)のスタジオ版を聴きたかった気もする
それとも今回はシングルエディットVerかな?

ただ正直、ライブバージョン(長めバージョン)のスタジオ版を聴きたかった気もする
それとも今回はシングルエディットVerかな?

素晴らしく簡潔にまとめたレビューだと思う。
前にも書いたがカネコ氏と同じでジャズとベースミュージックへのアプローチの理想的な楽曲である。
クラブからフェスへディープなビートジャンキー達を納得させる楽曲制作をするには商業的音楽を大衆向けではなくよりプロ志向にする事である。
その結果大衆の音楽に対する考え方が底上げされる。
究極の楽曲が究極の機材を生み出し究極のエンジニアを生み出す。
それがアーティストやクリエイターの才能を最大限に発揮させる最高の環境である。
終わりは始まりの挿入歌である。

素晴らしく簡潔にまとめたレビューだと思う。
前にも書いたがカネコ氏と同じでジャズとベースミュージックへのアプローチの理想的な楽曲である。
クラブからフェスへディープなビートジャンキー達を納得させる楽曲制作をするには商業的音楽を大衆向けではなくよりプロ志向にする事である。
その結果大衆の音楽に対する考え方が底上げされる。
究極の楽曲が究極の機材を生み出し究極のエンジニアを生み出す。
それがアーティストやクリエイターの才能を最大限に発揮させる最高の環境である。
終わりは始まりの挿入歌である。

>実際に聴いてみると感じられるのはこの曲が噛めば噛むほど味わいがどんどん増すような、いわゆる“スルメ曲”であるということ

自分は完全にこの感じだな
2nd発売前にライブ音源を聴いた、あわだまやヤバ!の時よりは遥かに気に入っている。だからこそ3rdが楽しみでしょうがない

>実際に聴いてみると感じられるのはこの曲が噛めば噛むほど味わいがどんどん増すような、いわゆる“スルメ曲”であるということ

自分は完全にこの感じだな
2nd発売前にライブ音源を聴いた、あわだまやヤバ!の時よりは遥かに気に入っている。だからこそ3rdが楽しみでしょうがない

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