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前編ではコロナ禍のライブ・エンタテインメントビジネスの展望を、中編ではBABYMETALプロデュ―スの裏側について聞いた。後編ではKOBAMETAL氏のビジネスとの向き合い方について聞く。

――当初は、ビジネス的な成功を狙っていなかったのですか?  

「今までに無かった面白いものを生み出そう」という気持ちの方が強かったので、ビジネス的な成功は二の次だったかもしれません。実際、予算も潤沢ではなかったですし、最初の頃は、ビデオを作ったり、物販グッズを作ったり、Webサイトを更新したり、ほとんど手弁当な感じでした。  ワタクシがもともとインディーズバンドなどのアーティストに携わっていたことも大きかったのかもしれません。その当時は、スタッフもいない、予算もない、もう全部自分たちでやらなきゃいけない。  楽器を積んで、車でツアーに行って、物販をセッティングして、ライブが終わったら、また物販やって、精算して、また運転して帰る。バンドってすごい大変だと思うんですけど、それに比べればBABYMETALはまだ恵まれた環境でした。  今は大きな組織でたくさんの方々にお手伝いいただきながらですが、こじんまり小さくやることを経験していたことは良かったと思います。


――KOBAMETALさんの硬い心はビジネスにおける真摯さに思えます。  

例えばワタクシのメンター的な存在である聖飢魔IIさん。今までに無かったものを生み出し、新しいものに対する批判を受けながらも、あのお姿で何十年も現役で活動されているのは、やっぱり軸がブレないというか、真面目じゃないとできないですよね。  どこかで一瞬、気持ちが揺らぐ場面もあったのでは? と思うんですけど、地道な積み上げと共にずっと続けられるのは、基本、根が真面目じゃないとできないと思うんです。メタルって破天荒に見えて、実はピュアで、クソ真面目なんですよね。